どちらを選ぶべきか、組合の一次情報と自治体の受付状況を確認したうえで整理しました。
今治と泉州の決定的な違い
両者を分けているのは「いつ糊を落とすか」です。
| 今治タオル(愛媛県) | 泉州タオル(大阪府) | |
|---|---|---|
| 製法 | 後晒し(あとざらし) 織り上げてから晒す |
先晒し(さきざらし) 糸の段階で晒してから織る |
| 使い始め | 最初からふんわり、吸水する | 吸水性が高く、さらりとした肌ざわり |
| 向いている用途 | 贈答・肌にふれるもの・バスタオル | 日常使い・枚数が要る場面・フェイスタオル |
ギフトとして贈るなら、開けた瞬間の質感が良い今治。自宅で数を使うなら泉州。この分け方でおおむね外しません。両方の詳しい違いは今治タオルの記事にまとめています。
「今治タオル」を名乗れる条件
今治タオルは伝統的工芸品の指定は受けていません。かわりに、組合による2つの仕組みで守られています。
- 地域団体商標(2007年7月6日登録・登録第5060813号)
今治タオル工業組合の組合員だけが使える名称です - ブランド商品認定
「今治タオルブランド商品認定事業規約」に基づく品質基準の審査に合格した商品だけが、赤・青・白のマークを付けられます
今治で作られていても、認定審査を受けていない製品は認定品ではありません。返礼品ページに認定マークの画像があるかどうかが、いちばん分かりやすい見分け方です。
普段使いに買い足すなら通販、まとめて揃えるならふるさと納税。両方の相場を見比べてから決めるのが確実です。
どちらの自治体に寄付するか
今治市(愛媛県)
今治市の公式ページには「今治市は総務大臣から『ふるさと納税の対象となる地方団体』として指定されています」と記載があり、2026年8月時点で受付停止や制限の告知は出ていません。タオルの本場として返礼品の種類も豊富です。
泉佐野市(大阪府)
泉州タオルの産地であり、ふるさと納税では別格の規模を持つ自治体です。市の公式資料によると令和6年度の寄附金額は181億5,155万円、累計受入額は約1,500億円に達しています。返礼品の選択肢が非常に多い一方、タオル以外の品目も膨大なので、探すときは絞り込みが要ります。
泉大津市(大阪府)
公式サイトで確認できたのは「日本一の毛布のまち」という位置づけでした。タオルよりも寝具・毛布に強みがある自治体です。冬物を探しているならこちらが候補になります。
寄付額あたりの枚数で選ばない
タオルの返礼品を比べると、つい「1万円で何枚か」で並べたくなります。これはおすすめしません。
タオルの品質差は糸の太さ(番手)・パイルの長さ・重さ(GSM)に出ます。同じ「バスタオル4枚」でも、薄手の量産品と厚手の認定品では、重さが2倍近く違うことがあります。枚数だけで比べると、薄いタオルが大量に届く結果になりがちです。
- 認定品かどうか(マークの有無)
- サイズと枚数(バスタオルかフェイスタオルか)
- 総重量の記載があればそれ
- 寄付額
還元率という数字の正しい読み方についてはこちらの記事で整理しています。
申し込む前の確認事項
今治・泉州とも、寄付額帯ごとに枚数と品質が大きく変わります。2つのサイトで見比べてから決めてください。


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